死んでもいい
祖父がそう言いました。
一昨年、脳出血で倒れ、右麻痺。
体調も安定しない日々。
むかしから口数少なく、まさに九州男児という感じの祖父ですが、
大好きなお酒と運転が生活からなくなり、余計に塞ぎこんでいる気もします。
今日は、熱中症で危ない状態なのに、病院に行かないと駄々をこねられ...
無理くり家族で連れて行きました。
私は、どうも気に入られず、
妹との態度は大違い...
私の説得は効果がありませんでした。
死んでもいいの?
という言葉に
死んでもいいと言われた。
そりゃあ、大好きな事も出来ず、
不自由な毎日は辛い。
一番、いちばん私が分かるよ。
病院の辛さも、点滴の痛さも。
私だって、死んだ方がいいと思った時期だってあった。
大好きな音楽が出来なくなったとき。
病気で進学を諦めたとき。
大好きな人に裏切られたとき。
でも、死ななかった。
死ねなかった。
だって、死が恐いから。
私には、まだ希望がある。
まだ、死ねない理由がある。
孫のウェディングドレス姿、見たくない?
可愛い曾孫の顔、見たくない?
だって、私、まだ諦めてないから。
周りには結婚も出産もしない!なんて堅い女性を演じているけれど、
本当は、誰よりも願っている。
病気でも、結婚したい。
子どもを抱きたい。
ね、だから一緒に生きよう。
生きている意味なんて、
死ぬまで分からないんだから。
今は、ただ生きよう。
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